刺身を食べようと思ったのに、わさびがない。または、わさびが苦手なので別の味にしたい。
そんな時のために、からしやわさび菜みたいにわさびっぽさを出せるものや、柚子胡椒、ポン酢、マヨネーズなどのわさび以外の味で刺身をおいしくするアイデアをまとめました。
マグロ、サーモン、カツオなど刺身のネタ別の向いている薬味もわかりますよ。
- わさびっぽさを出せる代用品の選び方
- わさびとは違う方向で刺身をおいしくする薬味
- ネタ別のおすすめの組み合わせ
- 使い方のコツと注意点
わさびっぽさを再現する代用品
ここでは、刺身に添えたときにツンとした辛味や鼻に抜ける感じを出しやすい代用品をまとめます。基本は少量を醤油に溶かすか、刺身にちょんとのせるやり方です。わさびが切れていても、意外となんとかなります。
- からし・マスタード
- 西洋わさび
- わさび菜
- もみじおろし(大根おろし+唐辛子)
からし・マスタード
からしは、わさびの代用として真っ先に候補に上がる薬味です。刺身に欲しい刺激を作りやすいことが一番の理由です。わさび特有の青い香りまでは再現しにくいものの、醤油にちょい足ししたときのツンとした立ち上がりはかなり近いですよ。実際、刺身の食べ方は地域や家庭でいろいろなので、からしで食べるのも全然アリです。
ポイントは、いきなり多く入れないこと。からしは舌に残る辛さが出やすく、入れすぎると刺身の甘みや旨味が負けます。私がよくやるのは、醤油小皿の端に米粒くらいのからしを置いて、刺身を醤油側にちょん、次にからし側にちょん、みたいに分けて調整するやり方です。こうすると、あなたの好みの強さがすぐ見つかります。
マスタードは、種類の違いだけでなく、酸味や甘みが調整されているタイプがあるので、からしよりクセが出ます。でも逆に言うと、合う刺身に当たるとすごくハマるんですよ。たとえばイカやタコ、貝類みたいに淡白で食感を楽しむ刺身は、マスタードの酸味がアクセントになりやすいです。マグロ赤身も、脂が少ないぶん味が乗りやすいので少量テスト向きです。
ここで注意したいのは、マスタードは商品ごとに味が全然違うことです。粒タイプ、ディジョン系、甘めのものなど、同じマスタードでも方向性が変わります。迷ったらまずは粒が細かいタイプを少量から。酢の香りが強いと感じたら、醤油に溶かさず刺身の端にほんの少しのせて、刺身の甘みと一緒に食べるとバランスが取りやすいです。
使い方の目安
- 醤油小皿に、米粒1〜2粒くらいの量から試す
- 刺身に直のせするなら、端にほんの少し
- 酸味が気になるマスタードは溶かさず少量のせる
- 辛さが苦手なら、最初は醤油に溶かして薄める
向いているネタ
からしは赤身、イカ、タコあたりが試しやすいです。
マスタードは貝、イカ、タコで相性を見て、いけそうならマグロにも挑戦するのが安心かなと思います。
逆に、繊細な白身に強いマスタードを合わせると、マスタードの香りが勝ちやすいので、最初は避けたほうが無難です。
西洋わさび
西洋わさびはホースラディッシュとも呼ばれていて、日本原産の「本わさび」とは異なるものですが、代用としてはかなりストレートに使えます。わさびがないときに、刺身の味をできるだけ普段の感覚に戻したいなら、これがいちばん近道です。見た目が白っぽいことが多いので最初は驚くかもしれませんが、鼻に抜ける刺激が出やすく、醤油とも合わせやすいです。
使い方はシンプルで、醤油に溶かすか刺身にちょんとのせるだけ。私は、脂がある刺身ほど西洋わさびの良さが出ると思っています。中トロやサーモン、ブリみたいに口の中で脂が広がるタイプは、わさび系の刺激が入ると後味がキュッと締まるんですよ。
逆に、淡白な白身は少量でも主張が出やすいので、最初は控えめが安心です。
やりがちな失敗は、チューブをそのままドンと乗せること。西洋わさびは刺激が立ちやすいので、刺身が負けることがあります。刺身の端にほんの少し置いて、まずは一切れで調整。大丈夫そうなら二切れ目から増やす、みたいな流れが安全です。あと、混ぜすぎると香りが飛ぶことがあるので、醤油に溶かすときは軽く混ぜるくらいで十分です。
使い方のコツ
- 普段のわさび醤油に近づけたいなら醤油に少量
- 香りを強く感じたいなら刺身に直のせで少量
- 脂が強い刺身ほど相性が出やすい
わさび菜
わさび菜は、ペーストで代用するというより、香味野菜として使う方法です。わさびのツーンを完全に再現するのは難しいけど、口に入れたときのピリッとした感じや、後味のさっぱり感は作りやすいです。何より、野菜なので食感が足せるのが強みです。
食べごたえがある刺身、脂がほどよくある刺身ほど相性が良いです。白身に合わせる場合は、わさび菜を主役にしすぎず、香りを添える程度にすると上品にまとまります。
私がいちばんおすすめしたい食べ方は、刺身をわさび菜で巻くスタイルです。たとえばマグロやサーモンは、わさび菜のシャキッと感が入るだけで、刺身の単調さが消えて食べ飽きにくくなります。醤油はつけすぎると野菜の香りが消えるので、刺身の端にちょんとつけるくらいがちょうどいいです。
もうひとつ便利なのが、刻んで散らす使い方です。漬け丼やネギトロ丼に、仕上げとして刻みわさび菜をのせると、彩りも良くなるし、香りも立ちます。特にネギトロは油分があるので、わさび菜の青い香りがいい感じにバランスを取ってくれますよ。
注意点としては、わさび菜は部位や個体差で辛味が強いことがあること。辛味が苦手なら、葉の量を減らしたり、最初は外側の葉を少量から試すのが安心です。水気が残っていると味がぼやけやすいので、洗ったあとはキッチンペーパーで軽く押さえるだけでも完成度が上がります。
使い方のコツ
- 葉は水気をしっかり切る(味がぼやけにくい)
- 巻くなら大きめの葉を選ぶと食べやすい
- 刻むなら細めにして香りを立てる
- 辛味が強い部分は少なめにして調整する
もみじおろし
もみじおろしは、大根おろしに唐辛子を合わせたタイプが定番で、わさびとは方向が違うけど、刺身に欲しい切れ味を作りやすい薬味です。わさびのツーンが苦手なあなたでも、唐辛子系のピリッならいけることが多いんじゃないかなと思います。しかも大根の水分が入るので、後味がさっぱりしやすいです。
いちばんハマりやすいのは、ポン酢と合わせる食べ方です。醤油だけだと少し重い、でもわさびはない、そんなときに、もみじおろし+ポン酢にすると刺身がスルッと進みます。白身魚、貝、イカ、タコあたりは特に相性が良いです。脂が強い刺身でも、ポン酢があると意外とまとまるので、ブリやサーモンでも少量なら試す価値あります。
使い方のコツは、もみじおろしを刺身に直で盛りすぎないこと。大根おろしは水分が多いので、のせすぎると刺身の表面が水っぽくなります。小皿の端にもみじおろしを置いて、刺身をポン酢に軽くくぐらせてから、もみじおろしを少し絡める。この順番だと、味が決まりやすいです。
もみじおろしが活きる場面
- わさびがないけど、さっぱりした刺激は欲しい
- 白身や貝の上品さを崩さずアクセントを入れたい
- 醤油よりポン酢で食べたい気分
わさびとは違う味を目指す代用品
ここからは、わさびの味の再現ではなく、刺身を別の味で楽しむ方法です。ポイントは臭みを抑える、脂をさっぱりさせる、タレの方向性を変えるの3つです。マグロやネギトロみたいな定番も、薬味を変えるだけでかなり印象が変わりますよ。
- 生姜・みょうが
- 柚子胡椒
- 梅肉と大葉
- 塩と柑橘
- ポン酢
- マヨネーズ
- ごま油
- にんにく
生姜・みょうが
生姜は刺身の味変として超優秀です。わさびの代わりというより、刺身を食べるときに気になる臭みや、食後の重さをスッと軽くする方向で効きます。特にアジやイワシ、サバみたいな青魚は、生姜が入るだけで食べやすさが変わります。おろし生姜は香りが立ちやすいので即戦力、千切り生姜は辛味がマイルドで食感も足せます。
みょうがは辛味より香りが主役です。刺身にのせると、鼻に抜ける香りが増えて、わさび無しでも満足感が出ます。みょうがは切り方で印象が変わるのが面白いところで、細切りなら上品、粗めに刻むと香りがガツンと来ます。あなたが刺身をさっぱり食べたいなら細切り、パンチが欲しいなら粗め、みたいに調整するとハマりやすいです。
生姜とみょうがを一緒に使うと、香りの層が増えて完成度が上がります。たとえば、青魚の刺身に刻みみょうがをのせて、おろし生姜を少量添える。醤油は控えめにして、薬味の香りを活かす。これだけで、わさびがなくても成立します。カツオ系なら、生姜を多めに寄せるとキレが出やすいですよ。
注意点は、水分です。生姜やみょうがは切った直後に水っぽくなりやすいので、キッチンペーパーで軽く水気を取ると味が決まりやすいです。とくにおろし生姜は水分が出やすいので、汁を全部入れるより、固形っぽい部分を少しずつ使うほうが安定します。
おすすめの組み合わせ
- アジやイワシなどの青魚:生姜+みょうがで香り強める
- カツオ系:多めの生姜でキレを出す
- 白身:みょうが中心で軽い香りを乗せる
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柚子胡椒
柚子胡椒は、唐辛子の辛味と柚子の香り、塩気がセットになった万能薬味です。わさびの代用として使うときは、わさびのツーンを再現するというより、刺身を大人っぽい方向に味変するイメージが近いです。つまり、あなたが刺身をさっぱり食べたい日、脂が重く感じる日、ちょっと刺激が欲しい日にはかなり当たりやすい選択肢です。
特に脂がのった刺身と相性が良いです。ブリ、サーモン、中トロあたりは、柚子胡椒の塩気と柚子の香りで後味が軽くなります。
白身にも、合うことはありますが、柚子胡椒の香りが勝つことがあるので、最初は少量から試しましょう。
柚子胡椒を使うときの落とし穴は、醤油との合わせ方です。柚子胡椒は塩気が強いものが多いので、醤油をいつも通り付けると一気にしょっぱくなりがちです。おすすめは、刺身に柚子胡椒をちょんとのせて、醤油はほんの少しだけ。もしくは醤油皿の端で柚子胡椒をほんの少し溶かして、薄い味から作る。この順番だと、塩気の調整がしやすいです。
使い方のコツ
- 脂のある刺身は特にハマりやすい
- 白身は少量で香りを添えるくらいが上品
- 醤油は控えめ、塩気の二重取りに注意
梅肉と大葉
梅肉と大葉は、わさびが苦手でも刺身が進む組み合わせです。辛味がないので子ども向けにも寄せやすいし、酸味と香りで輪郭が出るので、刺身がぼんやりしません。わさびを切らしている日でも、これがあると気分が変わってむしろ楽しいかもです。
合わせ先として強いのはマグロとネギトロです。マグロの刺身は梅の酸味でさっぱりしやすく、ネギトロは油分があるぶん梅が効きます。
私は、ネギトロに梅肉をほんの少し混ぜて、刻んだ大葉をのせるのが好きです。醤油は控えめで十分。梅肉が塩気を持っていることもあるので、醤油を足しすぎるとしょっぱくなります。梅肉を混ぜすぎるとネギトロの食感が崩れやすいので、混ぜるなら軽く。仕上げに大葉をたっぷりのせると、香りで満足感が上がります。
もうひとつのおすすめは、刺身を梅肉だれで和える食べ方です。梅肉に少量の醤油、もしあればみりん少し、そこに大葉を刻んで混ぜる。刺身を軽く和えるだけで、さっぱりした小鉢ができます。暑い日や、脂が重いときに特に良いです。酸味が強く感じる場合は、梅肉の量を減らすか、醤油を少し増やして調整すると食べやすくなります。
注意点は、梅肉の塩分と酸味の強さが梅干しの種類で大きく変わることです。しょっぱい梅なら量は本当に少し、甘めの梅なら少し多めでもいけます。味の強さが違うので、まずは小皿でタレを作ってから刺身につけて試すのが失敗しにくいですよ。
使い方のコツ
- 梅肉は少量から(入れすぎると酸っぱさが勝つ)
- 大葉は刻んで香りを立てる
- 醤油は控えめにして全体をまとめる
- 最初は和えずに、つけて試すと調整が楽
塩と柑橘
塩と柑橘は、わさび無しでも刺身を上品に成立させやすい組み合わせです。わさびの辛味はないけど、塩で旨味を引き出して、柑橘で後味を切る。この流れが作れると、刺身の味がスッと立ちます。醤油を使わないぶん、素材の甘みが分かりやすくなるのも良いところです。
向いているのは白身魚全般ですが、脂が強い刺身でも意外と合います。たとえばブリやサーモンは、塩で甘みが出て、柑橘で脂が軽く感じられます。コツはとにかく量を控えること。塩をかけすぎると刺身の繊細さが消えますし、柑橘を絞りすぎると酸味で全部持っていかれます。最初は塩は1〜2粒、柑橘は一滴ずつ。これだけで失敗が減ります。
塩の種類で味も変わります。粒が大きい塩は当たりが強いので少量、細かい塩は広がるのでさらに少量が安全です。柑橘はすだち、かぼす、レモンなど何でも良いですが、香りが違うので、好みで選べばOKです。迷ったらレモンは香りが立ちやすいので少量から、すだちやかぼすは和の方向で馴染みやすいです。
塩と柑橘は、刺身の甘みを感じたいときにぴったりです。刺身を食べ比べする日や、いつもと違う食べ方をしたい日に試すと、刺身の見え方が変わりますよ。
使い方のコツ
- 刺身の表面の水分をキッチンペーパーで軽く取る
- 塩は本当に少しだけのせる
- 柑橘は一滴ずつ足して好みに寄せる
ポン酢
ポン酢は、刺身をさっぱり食べたい日の最適解です。わさびがなくても、酸味と柑橘の香りで味が締まるので、満足感が出やすいんですよ。醤油はうまいけど、日によっては少し重いと感じることもあるじゃないですか。そういうときにポン酢は助かります。
相性がいいのは、白身魚、貝類、タコ、イカ、そしてカツオのたたき系です。特にタコやイカは、ポン酢のさっぱり感で食感が引き立ちます。薬味は生姜やみょうが、もみじおろしと合わせやすいので、冷蔵庫の中身に合わせて組み立てられます。たとえば、生姜+ポン酢でキレ、みょうが+ポン酢で香り、もみじおろし+ポン酢で辛味、みたいに方向が作れます。
市販のポン酢は味の濃さや酸味の強さが違うので、濃いと感じたら少し薄めるのもアリです。水で薄めるより、もしあればだしを少し足すほうが味がぼやけにくいです。とはいえ、そこまでやらなくても、まずは小皿に少量出して刺身で試すだけで十分です。
おすすめの組み合わせ
- 白身:ポン酢+みょうがで香り重視
- 貝:ポン酢+生姜でキレ重視
- カツオ系:ポン酢+生姜+にんにく少量でパンチ
マヨネーズ
マヨネーズは、刺身そのままに使うと好みが分かれます。でも、使いどころを選ぶとかなり強いです。コツは、刺身をいきなりマヨで食べるのではなく、丼や手巻きみたいに、ごはんや海苔が入る食べ方にすること。これだけで違和感が減って、むしろ食べやすくなります。
いちばん試しやすいのはネギトロです。ネギトロはもともと油分があるので、マヨネーズを少量混ぜるとコクが増えて、醤油を控えめにしても満足感が出ます。私がやるなら、マヨネーズはほんの少しだけ混ぜて、仕上げに刻み大葉やねぎをのせます。香りが入ると、マヨの重さが軽く感じられますよ。
マグロの刺身にも、マヨ醤油でちょんとつける食べ方は意外といけます。ここでも大事なのは量で、マヨが多いと刺身の味が消えます。小皿でマヨと醤油を少しだけ混ぜて、刺身の端につける。これくらいがちょうどいいです。もし酸味が気になるなら、醤油を少し多めにして調整するとバランスが取れます。
注意点として、マヨネーズはカロリーや脂質が増えやすいので、食べ過ぎは控えめにしたほうが安心です。
失敗しないためのコツ
- 刺身単体より丼や手巻きで使う
- マヨは少量、味の主役にしない
- 香味野菜を足して重さを散らす
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ごま油は香りが強いので、刺身を一気にタレ系へ寄せられます。わさびの代用というより、刺身を別料理に変えるイメージです。だからこそ、わさびがなくても満足感が出やすいんですよ。特にネギトロや漬けっぽい食べ方、丼ものに向いています。
おすすめは、ごま油を数滴たらして、塩をほんの少し、仕上げに白ごまや刻み海苔を振るやり方です。これだけで香りが立って、醤油が少なくても成立します。もし醤油を使うなら、本当に控えめでOKです。ごま油の香りが勝ちすぎると刺身の味が消えるので、最初は少なめが正解です。
マグロの刺身にも、ごま油は意外と合います。ごま油+塩少量で、刺身の甘みが引き立つことがあります。
ただし白身魚に合わせる場合は、ごま油の香りが強く出すぎることがあるので、向いている刺身を選ぶのがコツです。迷ったら、まずはネギトロで試すのが安全です。
使い時
- ネギトロ丼や手巻きでコクを足したいとき
- 醤油に飽きたときの味変
- 塩で食べたい時
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にんにくは、刺身の臭みを強めに消したいときに頼れます。特にカツオ系の刺身やたたきは、にんにくが入ると一気に完成度が上がります。わさびがなくても、にんにくのパンチがあれば満足できることが多いです。あなたが刺激を求めるタイプなら、にんにくはかなり有力です。
使い方のコツは、すりおろしよりスライスや刻みのほうが加減しやすいことです。すりおろしは一気に香りが広がるので、刺身が負けることがあります。スライスなら一枚ずつ調整できるし、刻みなら量を微調整できます。最初は刺身の端に少量のせて、好みの強さを探ると安心です。
合わせるなら、醤油でもポン酢でもOKです。カツオ系はポン酢+にんにくでさっぱり、醤油+にんにくで濃厚、みたいに方向性が変わります。薬味としてねぎやみょうがを足すと、にんにくの強さが分散して食べやすくなることもあります。
繊細な白身ににんにくを合わせると香りが勝ちやすいので、まずはカツオ系で試すのが安全です。
使い時
- カツオの刺身やたたきでパンチを出したい
- 刺身の臭みをしっかり消したい
- おつまみっぽくしたい
刺身で使えるわさびの代用品まとめ
刺身のわさびの代用として使える薬味は、わさびの刺激を再現するか、別の味を目指すかによって変わります。
ざっくりとした目安を、ネタ別に表にまとめました。一部重複がある点はご了承ください。
| 刺身のネタ | 代用品 |
|---|---|
| 万能 | 西洋わさび |
| 赤身全般 | からし マスタード |
| マグロ | わさび菜 梅肉(+大葉) マヨネーズ ごま油 |
| 中トロ | 柚子胡椒 |
| ネギトロ | もみじおろし(+ポン酢) 梅肉(+大葉) マヨネーズ ごま油 |
| 漬け | わさび菜 ごま油 |
| サーモン ブリ | わさび菜 もみじおろし(+ポン酢) 柚子胡椒 塩(+柑橘) |
| カツオ | 生姜 もみじおろし(+ポン酢) にんにく |
| 白身全般 | もみじおろし(+ポン酢) みょうが 塩(+柑橘) |
| アジ イワシ サンマ | 生姜(+みょうが) |
| 貝 イカ タコ | からし マスタード もみじおろし(+ポン酢) |
絶対にこうしなければいけないということはありませんので、自分に合う組み合わせを探していただければと思います。
最後に、刺身は生ものです。衛生管理には十分ご注意ください。

