芝生って見た目は最高なんですけど、芝刈り・雑草取り・水やりが地味にきついですよね。気づけば「もう芝生やめたい⋯⋯」ってなる人、かなり多いです。
芝生の代わりを探すと、人工芝、砂利、コンクリート、タイル・レンガ、防草シート、そして芝生の代わりになる植物やグランドカバー、クラピア、クローバーあたりが候補に出てきます。つまり、みんなが知りたいのは「どれが一番ラクで、後悔しないか」だと思うんです。
この記事では、芝生の代わりに選ばれやすい人工素材と植物系を、メリット・デメリット、施工のコツ、雑草対策や安全面までまとめていきます。あなたの庭の使い方に合う選択肢が見つかるはずです。
- 芝生の代わりで人気の素材と植物の特徴
- 雑草対策とメンテナンスをラクにするコツ
- 子ども・ペットがいる庭での注意点
- 後悔しない選び方と組み合わせ例
芝生の代わりに使える人工素材
人工素材は、とにかく管理の手間を減らしたい人に向いています。緑の見た目をキープしたいなら人工芝、雑草を一気に止めたいならコンクリート、費用を抑えつつ雑草対策したいなら砂利+防草シート、という感じで方向性が決まります。
ただし、人工素材は「一度やると戻しにくい」ものもあります。なので私は、庭全体を一気に決めるより、よく歩く場所・よく見える場所・放置したい場所で区切って考えるのがおすすめかなと思います。
人工芝
人工芝は「芝生っぽい見た目を残したまま、手入れを減らしたい」人にハマりやすい選択肢です。天然芝みたいに芝刈りや施肥がいらないので、忙しい家庭ほどメリットが大きいですね。
とはいえ、人工芝って「敷けば終わり」じゃないんですよ。仕上がりと快適さは、ほぼ下地で決まります。逆に言うと、ここを押さえればDIYでもかなり満足度は上げられます。
メリット
一番の魅力は、芝刈り・水やり・追肥の手間がほぼなくなることです。落ち葉やゴミをサッと掃くだけで見た目が整いやすく、庭が「いつでも整って見える」状態を作りやすいのが強いです。
子どもが遊ぶ庭だと、土でドロドロになりにくいのも助かります。ちょっとしたレジャーシートを広げても汚れにくいので、使い方の幅が広がります。雨のあとも泥はねが少なく、洗濯物のストレスが減るのは地味にうれしいポイントです。
あと、日陰や犬走りみたいに「芝が育ちにくい場所」でも見た目を作れるのが人工芝の良さです。天然芝って、日当たりが悪いだけで一気にハゲやすいので、条件に左右されにくいのは安心感があります。
デメリット
夏の熱さは要注意です。日当たりが強い場所だと表面がかなり熱くなって、裸足だとつらいことがあります。小さい子やペットがいるなら、日陰を作る・散水で冷やす・使用時間をずらすなどの工夫が現実的です。
屋外の暑さは体調にも影響しやすいので、熱中症の基本的な予防は一度目を通しておくのがおすすめです。(参考:厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」)
また、初期費用は天然芝より高くなりやすいです。人工芝本体だけじゃなく、下地づくり(整地・転圧・防草シートなど)が仕上がりと耐久性を左右します。
そしてもうひとつ、意外に多いのが「排水が悪くて臭う」「水が引かない」問題です。これは人工芝そのものというより、下地が粘土質だったり、転圧不足で凹んだりして起きます。つまり、敷く前の地面づくりが超大事ってことですね。
選び方のコツ
人工芝は「安いから」で選ぶと後悔しやすいです。私は次のポイントを優先しています。
- 芝丈:短すぎると硬く、長すぎると寝やすいので用途に合わせる
- 密度:密度が高いほど見た目が良く、踏んでもヘタりにくい
- 裏面の水抜き:排水穴や透水性が弱いと水が溜まりやすい
- 保証や耐候性:紫外線での劣化は避けにくいので、条件を確認する
加えて、子どもやペットが使う庭なら「肌触り」も大事です。硬いと転んだときに痛いし、チクチクすると裸足で歩きたくなくなります。購入前にサンプルを取り寄せられるなら、触って決めるのが一番確実ですよ。
人工芝は製品ごとに仕様が違うので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
施工で失敗しやすいポイント
見た目と耐久性は下地で決まります。DIYでもできますが、ここは手を抜かないほうが結果的に安上がりです。私が見てきた中で失敗が多いのは、「雑草や根が残ったまま敷く」「転圧が甘くて後からボコボコする」「端の固定が弱くてめくれる」の3つです。
下地の基本
- 既存の芝・根・石をしっかり撤去して平らにする
- 転圧して沈み込みを減らす
- 防草シートを隙間なく敷いて、端をしっかり固定する
- 継ぎ目はテープや接着で浮きを抑える
もう一歩だけ踏み込むなら、「水が流れる道」をイメージして、ほんの少し勾配をつけるのがコツです。完全に水平だと小さな凹みが水たまりになります。逆に、勾配をつけすぎると見た目が不自然になったり、端に土砂が寄ったりします。ここは庭の広さと地面の状態で変わるので、迷うなら専門家に見てもらうのが安心です。
砂利
砂利は、芝生をやめたい人がまず検討しやすい王道です。DIYでも始めやすく、庭の雰囲気も変えやすいので、コスパ重視の人に向いています。
ただ、砂利って「楽そう」に見えて、選び方と施工が雑だと意外とストレスが出ます。歩くたびに石が飛ぶ、落ち葉が取れない、雑草が結局生える、みたいなやつですね。逆に、ポイントを押さえれば、かなり手間の少ない庭にできます。
メリット
砂利は排水性が良く、施工もシンプルです。さらに踏むと音がするので、防犯面で安心感が出るのも地味にポイントです。色や粒の大きさで印象が変わるので、家の外観に合わせて選べます。
砂利の良いところは、あとから変更しやすいところです。人工芝やコンクリートと比べると「撤去が楽」なので、まず砂利で様子を見て、気に入ったら一部をタイルに変える、みたいな段階的な庭づくりもできます。
デメリット
砂利だけだと、隙間から雑草が出やすいです。雑草対策を本気でやるなら、防草シートとセットで考えるのが基本です。
もうひとつは歩きにくさ。粒が大きいと足が沈みやすく、ベビーカーや車椅子は相性が悪いことがあります。動線部分は踏み石や平板を組み合わせると快適になります。
あと、落ち葉が多い庭は要注意です。砂利の間に葉が入り込むと掃除が面倒になります。ブロワーがあると楽ですが、砂利まで飛ばすこともあるので、風量の調整やコツが必要です。
砂利の選び方
私がよく見るのは、粒の大きさと角の有無です。角が強い砕石は締まりやすい反面、足裏に当たりやすいので、歩く場所には粒が丸い砂利のほうがラクなこともあります。
また、色は白系が明るく見えますが、日差しが強い場所だと眩しく感じることもあります。ここは庭の向きと好みで調整ですね。家の外壁が白っぽいならグレー系で締める、木目が多い家なら茶系の砂利で温かくする、みたいに「家とセット」で考えると失敗が少ないです。
粒サイズと向いている場所
- 小さめ:通路、狭い道
- 中くらい:庭全体
- 大きめ:花壇まわり、景観用
施工の目安とメンテナンス
砂利は厚みが薄いと下の土が出やすいので、ある程度の厚みを確保したほうがきれいに保ちやすいです(あくまで一般的な目安です)。そして、砂利の下はほぼ防草シートで決まります。ここをケチると、数年後に「結局草むしり」が復活しがちです。
メンテナンスは「均す」「足す」「掃除する」の3点セットです。人が歩く場所は石が寄るので、たまにレーキでならすだけでも見た目が整います。沈み込みが出たら砂利を足して調整。落ち葉が多いなら、秋だけブロワーを使う、みたいに季節で割り切ると続きます。
最終的な判断は専門家にご相談ください。
コンクリート舗装
コンクリート舗装は「雑草を徹底的に止めたい」「掃除だけで済ませたい」人向けです。芝生の手入れが苦痛な人ほど、魅力が刺さりやすいですね。
ただしコンクリートは、庭の性格をガラッと変えます。便利になる一方で、硬さ・照り返し・やり直しのしにくさがセットで付いてくるので、「どこをコンクリートにするか」を丁寧に考える必要があります。
メリット
雑草対策の強さはトップクラスです。泥はねがなくなり、ほうきや水でさっと掃除できるので、日常管理はかなり軽くなります。駐輪スペースや物置周りなど、実用重視の場所に強いです。
さらに、段差やぬかるみが減るので、洗濯物を干しに行く動線や、ゴミ出しの動線がラクになります。雨の日に靴が汚れにくいのも、毎日のことだと効きますよ。
デメリット
一度施工すると、やり直しが大変です。将来「やっぱり植栽を増やしたい」と思っても、撤去には手間も費用もかかります。
また、夏は照り返しで熱くなりやすいです。子どもが座り込む庭や、ペットが過ごす庭では、日陰づくりや部分的な緑の配置をセットで考えるのが安心です。
ひび割れもゼロにはできません。温度差や地盤の動きで、細かいクラックが入ることはあります。見た目が気になるなら、目地(スリット)を計画的に入れて、割れ方をコントロールする考え方もあります。
後悔しないための設計ポイント
コンクリートは排水計画が重要です。勾配が足りないと水たまりができやすくなります。見た目だけで決めず、雨の日の庭の状態も想像しておくと失敗が減ります。
私がよくおすすめするのは「全面コンクリート」より、「必要な場所だけコンクリート」です。たとえば、物置前と自転車置き場、勝手口の前だけをコンクリートにして、残りは砂利や植栽にする。これだけで管理が一気に楽になりつつ、庭の雰囲気も硬くなりすぎません。
コンクリートの使いどころ
- 駐輪場・ゴミ置き場など、汚れやすい場所
- 室外機の周りなど、草が生えると困る場所
- 物置の手前や、雨の日にぬかるむ動線
- BBQやベンチを置く、固い床が欲しいスペース
施工方法や強度、排水の考え方は条件で変わるので、正確な情報は施工業者や製品の公式情報をご確認ください。
防草シート
防草シートは「芝生の代わり」を作るときの縁の下の力持ちです。人工芝でも砂利でも、下に防草シートを入れるかどうかで、後々の雑草ストレスがかなり変わります。
私は、防草シートを「雑草対策アイテム」っていうより、庭のメンテナンス難易度を下げるための基礎工事だと思っています。ここをちゃんとやると、上に何を乗せてもラクになりやすいです。
メリット
きちんと敷けば、下からの雑草を抑えやすくなります。上に砂利や人工芝を載せることで紫外線を受けにくくなり、長持ちしやすいのも良い点です。
さらに、庭の「土が露出している面積」を減らせるので、泥はねや土埃が減りやすいです。雑草を取る時間だけじゃなく、掃除の手間も削れるのが、防草シートの隠れメリットだと思います。
デメリット
シートの質が低いと破れやすく、そこから雑草が突き抜けてきます。安いシートでやり直しになると、結局しんどいです。
また、シートの上に溜まった土や落ち葉に、風で飛んだ種が根付くことがあります。つまり、雑草がゼロになるわけではないので、定期的な掃除は必要です。
もうひとつ大事なのが「端」と「継ぎ目」です。ここに隙間があると、草はだいたいそこから出ます。完璧を目指すというより、草が出やすい弱点を潰す意識が大事ですね。
選び方と施工のコツ
私が大事にしているのは「重さ(厚み)」と「透水性」です。水を通しつつ、破れにくいものが扱いやすいです。加えて、日当たりが強い場所でシートが露出する可能性があるなら、UV耐性も気にします。シートが露出しっぱなしだと劣化が早いので、基本は砂利や人工芝などで覆う前提が安心です。
施工のポイント
- 重ね幅を取って、隙間を作らない
- ピンでしっかり固定して、端がめくれないようにする
- 継ぎ目は専用テープで補強すると安心
防草シートを活かす組み合わせ
防草シートは「単体だと見た目がきつい」ので、上に何を乗せるかがセットです。私のおすすめは、管理のしやすさで言うと「砂利+防草シート」か「人工芝+防草シート」。どちらも上からの雑草(飛んできた種)をゼロにはできませんが、発芽しにくい環境は作れます。
商品ごとに推奨施工が違うので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
タイル・レンガ
タイルやレンガは、庭を「外のリビング」っぽくしたい人に人気です。芝生の代わりに全面で使うこともできますが、私は部分使い(動線・テラス)で効果が大きいと思っています。
というのも、庭って「通る場所」と「眺める場所」と「使う場所」が混ざっているんですよね。全部を同じ素材にするより、タイル・レンガで「使う場所」を固めて、周りは砂利や植物で柔らかくする方が、デザインも管理もまとまりやすいです。
メリット
見た目が一気に整います。レンガは温かみ、タイルはスタイリッシュ、という感じでテイストを作りやすいです。掃除もしやすく、雑草も出にくいので管理はラクになります。
地面が硬くなることで、椅子やテーブルを置きやすくなるのも大きいです。ちょっとしたカフェスペースみたいに使えると、庭に出る回数が増えて、結果的に庭が荒れにくくなる⋯⋯みたいな良い循環が起きることもあります。
デメリット
コストは上がりやすいです。材料費に加えて下地づくりが重要なので、広い面積だと負担が大きくなります。
また、施工が甘いとガタつきや沈み込みが起きて、つまずきやすくなります。DIYでもできますが、水平調整が難しいところは無理しないのが安全です。
夏は表面が熱くなることもあります。特に濃い色のタイルは熱を持ちやすいので、裸足で歩く庭なら素材選びと日陰づくりをセットで考えるのが安心です。
失敗しにくい使い方
動線はタイル・レンガ、周りは砂利やグランドカバー、みたいに組み合わせるとコストも抑えやすいです。目地から草が出るのが気になる場合は、目地材の選び方やメンテのしやすさも含めて考えると後悔が減ります。
私がよくやるのは「まず小道だけ作る」方法です。庭全体をいきなり舗装するより、よく通る幅だけタイルやレンガで固めると、生活が一気に快適になります。残りは砂利や植物で埋めれば、予算も抑えられますし、途中で気持ちが変わっても調整しやすいです。
組み合わせの例
- レンガの小道+砂利:ナチュラルで失敗しにくい
- タイルのテラス+人工芝:見た目が整いやすく、子ども向き
- 平板の動線+グランドカバー:緑も確保しつつ歩きやすい
施工の可否や安全性は現場条件で変わるので、最終的な判断は専門家にご相談ください。
芝生の代わりに使える植物
植物系は「やっぱり生きた緑が好き」「夏の熱さを少しでも抑えたい」人に向いています。芝生ほど頻繁な芝刈りが不要な種類も多いですが、育つまでの管理や、広がり方のクセはあります。自分の庭の条件に合う種類を選ぶのがコツです。
植物は、うまくハマると「毎年育ってくれる資産」みたいになります。逆に、条件に合わないと「手間が増える原因」にもなるので、ここは相性チェックが大事です。
芝生の代わりになる植物一覧
芝生の代わりになる植物は、一般的に「グランドカバー」と呼ばれており、地面に低く広がって育つことが特徴です。
私はまず「日当たり」「踏み付け」「冬の見た目(枯れるか常緑か)」の3つで候補を絞っています。
ここを最初に押さえるだけで、失敗がかなり減ります。たとえば「日陰の庭に日向向きの植物」を選ぶと、育たないだけじゃなく、土が露出して雑草が増えたりします。なので、芝生の代わりとして使うなら、見た目よりも庭の条件に合うかを優先したほうが結果的にラクになりますよ。
グランドカバーの例
- クラピア:広がりが早く、地面を覆いやすい
- クローバー:ナチュラルで育てやすいが、花と蜂には注意
- ディコンドラ:丸い葉がかわいい、踏圧は控えめが安心
- セダム類:乾燥に強く、日当たりの良い場所で使いやすい
- タマリュウ:半日陰で使いやすいが、芝生みたいな面にはなりにくい
- タイム類:香りがよく、部分使いに向く(踏み付けは品種次第)
庭条件の見方
初心者でも判断しやすい見方として、私はこんな感じで見ます。
- 日当たり:午前だけ日が入るのか、午後まで強いのか
- 土の硬さ:踏むと沈むのか、カチカチなのか
- 水はけ:雨の翌日に乾くのか、水が残るのか
- 使い方:子どもが走るのか、眺めるだけなのか
- 冬の見た目:枯れて茶色くなるか、常緑か
- 広がり方:境界管理が必要か
向いている植物は、地域や気候によっても変わります。苗のラベルや生産者情報もかなり役立ちます。最終的な判断は専門家にご相談ください。
グランドカバー全般のコツ
グランドカバーは、地面を植物で覆って雑草を抑えつつ、緑を楽しむことができます。芝生の代わりとして考えるなら、踏み付けにどれくらい耐えられるかと、広がり方が自分の庭に合うかが重要になります。
芝生と違って、グランドカバーは種類によって性格がバラバラです。伸び方が早い子もいれば、じわじわ広がる子もいる。花が主役の子もいれば、葉っぱの質感が主役の子もいる。ここを「見た目だけ」で選ぶと、後から管理がつらくなることがあるので、私は先に運用を決めます。
植え付けの流れ
最初の勝負どころは、植え付け前の下準備です。雑草や根が残ったままだと、結局そこで競り負けたり、草取りが増えたりします。
整地して、必要なら土壌改良をして、苗を植えたら、広がるまでは水やりと草取りを丁寧に。ここを越えると、だいぶラクになります。特に最初の1〜3か月は「面ができてない」ので、雑草が勝ちやすい時期です。ここで手を抜くと、後々ずっと草むしりをすることになります。
最初の3か月でやること
- 週1回は様子を見て、雑草を小さいうちに抜く
- 乾燥が強い時期は、朝か夕方に水やり
- 根付くまで踏み付けを控えて、禿げを作らない
- 端の広がり方を見て、必要なら境界を整える
人工素材との組み合わせ
全部を植物で覆うのが難しい庭もあります。そんなときは、動線はタイル・レンガ、周りはグランドカバーのように、人工素材と組み合わせると現実的です。管理もデザインもバランスが取りやすいです。
私がよくやるのは「よく踏む場所は硬い素材」「見た目を作りたい場所は植物」です。踏まれる植物はどうしても薄くなるので、最初から役割分担させると、結果的に庭がきれいに保ちやすいんですよ。
クラピアのコツ
クラピアは、芝生の代わりとして名前が挙がりやすいグランドカバーです。地面を覆うスピード感があり、うまくハマると雑草がかなり減って管理がラクになります。
私がクラピアをおすすめしやすいのは、「芝生っぽい緑の面がほしいけど、芝刈りはしんどい」って人です。芝生ほど「芝刈り前提」の運用じゃなくても、いい感じの面が作りやすいのが魅力ですね。
向いている庭
日当たりがそれなりに確保できて、庭を緑で覆いたい人に向きます。広がる力が強いので、早めに面を作りたい庭と相性が良いです。
あと、斜面や法面みたいに「土が流れやすい場所」で、土の露出を減らしたいときにも向きます。土がむき出しの状態って、雑草が増えるだけじゃなく、雨で土が流れて見た目も悪くなりがちなので、地面を覆う力がある植物は助けになります。
気をつけたいポイント
広がりやすい分、境界の管理は必要です。放っておくと、花壇の縁や通路側にはみ出してくることがあります。
また、花が咲く時期は虫が寄ることもあります。蜂が気になる家庭は、咲き始めのタイミングで軽く刈り込むなど、庭の使い方に合わせた調整が安心です。
冬の見た目も地域によって差が出ます。寒い地域だと地上部が弱って茶色っぽくなる時期があるので、「一年中ずっと同じ緑」を求める人は、人工芝の方が気が楽な場合もあります。
導入と管理のコツ
クラピアは最初の数か月が大事です。広がるまでの間は雑草に負けやすいので、早めに対処します。根付いたあとは、伸びすぎたところを整える程度で済むことが多いです(環境によって差があります)。
私が意識するのは「最初に薄く広く植えて、早く面にする」こと。面ができると、土が見えないので雑草のスタートが切りにくくなります。逆に、最初の植え付けがまばらだと、土が見える期間が長くなって雑草が勝ちやすいです。
- 端の処理は最初に決めておく(見切り材・レンガなど)
- 花を減らしたいなら、咲く前の軽い刈り込みが効く
- 踏み付けが強い場所は、最初は通行を控える
- 水切れしやすい場所は、夏だけでもサポート散水
クローバーのコツ
クローバーは、芝生の代わりとして気軽に始めやすい植物です。ナチュラルな雰囲気になりやすく、「きっちりした芝生」よりも、少しラフな庭が好きな人に合います。
クローバーの良さは、気負わず始められるところです。種からでも育てやすいことが多く、庭づくりのハードルを下げてくれます。逆に、整った見た目を維持したい人には向き不向きがあるので、期待値の置き方が大事ですね。
メリット
広がりやすく、緑の面を作りやすいです。小さな花が咲くので季節感も出ますし、庭がやわらかい印象になります。品種によっては葉が小さくて、見た目がより芝生っぽくなるタイプもあります。
あと、クローバーは「多少踏んでも戻りやすい」場面があったりします。もちろん限界はありますが、芝生みたいに芝刈り前提で整えるより、自然に任せた運用がしやすいです。私は、庭の隅や、家庭菜園まわりの“抜け感”を作りたいときに使うことが多いです。
デメリット
花が咲くと蜂が来ることがあります。子どもが裸足で走り回る庭だと、気になる人は多いと思います。花を減らしたいなら、伸びてきたタイミングで軽く刈り込むのが現実的です。
また、踏み付けが強すぎる場所では薄くなることもあります。庭の使い方によっては、動線だけ人工素材にするなど工夫すると安定します。
もうひとつは「混ざりもの」です。クローバーだけの庭を狙っても、風で種が飛んできて別の草が混ざることはあります。完璧を目指すとしんどくなるので、ある程度は自然な混ざりを許容するほうが、クローバー運用は楽です。
うまく付き合うコツ
クローバーは「完璧に整った芝生の代わり」を期待しすぎないほうがうまくいきます。多少のムラや季節変化も含めて楽しめると、管理のストレスが減りますよ。
私は、クローバーを使うなら「刈り込みを軽く入れて整える」くらいがちょうどいいと思っています。伸びっぱなしにすると見た目がボサっとするし、逆に刈りすぎると弱りやすい。なので、庭の使い方に合わせて“ゆるく整える”が相性いいです。
- よく歩く動線はタイルや平板で分ける
- 花(蜂)が気になるなら、咲く前に軽く刈る
- 完璧を狙わず、自然な庭として楽しむ
- 気になる雑草は小さいうちに抜く
芝生の代わりの選び方 まとめ
芝生の代わり選びは、結局のところ「庭で何をしたいか」で決まります。私の感覚だと、次の順で考えると迷いが減ります。
- 一年中緑が必要か
- 雑草をどれだけ減らしたいか
- 子ども・ペットの安全性
- 将来の変更があり得るか
「これ一択」より、組み合わせると満足度が上がることも多いです。たとえば、動線はタイル・レンガ、広い面は砂利+防草シート、見える場所だけ人工芝、みたいに分けるとコストも管理も現実的になります。
私がいつも意識しているのは、庭って生活の延長だってことです。見た目だけで決めると、あとで使いにくくてストレスが溜まります。逆に、生活がラクになる設計にすると、多少ラフでも庭はきれいに保ちやすいです。
| 芝生の代わり | 初期費用 | 雑草対策 | やり直し | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 人工芝 | 中~高 | ほぼ不要 | 可能 | 熱さ |
| 砂利 | 低~中 | 多少必要 | 可能 | 歩きにくさ |
| コンクリート塗装 | 高 | 不要 | 難しい | 照り返し |
| 防草シート | 低 | ほぼ不要 | 可能 | 単体で使うことはあまりない |
| タイル・レンガ | 中~高 | ほぼ不要 | 難しい | 施工精度 |
| グランドカバー全般 | 低~中 | 品種による | 可能 | 品種による |
| クラピア | 中 | ほぼ不要 (育成後) | 可能 | 境界管理 |
| クローバー | 低 | 多少必要 | 可能 | 蜂と踏圧 |

