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入浴剤の代わりになるものと注意点

入浴剤

入浴剤がないと、ちょっとテンション下がりますよね。そんなときでも、家にあるものでなんとかなったりします。

この記事では、重曹、塩、砂糖、はちみつ、牛乳、オイル、ボディクリームなど、入浴剤の代わりになる身近な素材をご紹介していきます。

一方で、風呂釜や配管への負担が気になる人も多いはず。この記事では、使えるものと注意点をセットで整理していきます。

  • 入浴剤の代わりに使えるものと目安量
  • 保湿や疲労回復を狙う素材の選び方
  • 追い炊きや風呂釜トラブルを避けるコツ
  • 敏感肌や乳児がいる家庭の安全ポイント

入浴剤の代わりは家にあるものでOK

入浴剤の代わりは、特別なものを買わなくても意外と見つかります。ポイントは、どんな効果を狙うか(保湿・温まり・リラックスなど)と、後片付けや設備への影響までをセットで考えることです。

ここでは、家にあるものの中でも使いやすく、実感しやすい素材をまとめました。分量はあくまで一般的な目安なので、肌の状態や浴槽のサイズに合わせて、少なめから試してください。

クエン酸

重曹とクエン酸で炭酸風呂

重曹とクエン酸は、入浴剤の代わりとしてかなり優秀です。混ざると発泡して炭酸ガスが出るので、炭酸系の入浴剤っぽい効果を作れます。お湯がやわらかく感じやすいのもメリットです。

体感としては、湯あたりがまろやかになって、肩やふくらはぎのこわばりが少しラクになるかもしれません。もちろん感じ方は人それぞれですが、疲労回復っぽい気分を作るには十分かなと思います。

重曹は弱アルカリ性で、皮脂や古い角質にアプローチしやすい性質があります。入浴後に肌がつるっと感じる人もいますが、乾燥しやすい人は要注意です。逆に水分が抜けやすいこともあるので、湯上がりの保湿まで含めてセットで考えるのが安心ですよ。

目安量と入れ方のコツ

  • 重曹:大さじ2程度
  • クエン酸:大さじ1程度
  • 入れ方:先に重曹を溶かし、次にクエン酸を入れる

浴槽の縁で混ぜずに、湯面にパラパラと入れていくと扱いやすいです。

泡が出ている間に顔を近づけて深呼吸するとむせることがあるので、そこはほどほどに。

最初は、重曹のみで試してみるのもありです。

効果を高めるコツ

炭酸系は熱すぎると落ち着かないので、40℃前後のぬるめが合いやすいです。

体を温めたい日は、ゆっくり長めに入るほうが心地よくなります。

さらに、湯船での過ごし方をちょい工夫すると満足度が上がります。たとえば、ふくらはぎを軽く揉んだり、足首を回したり。強いマッサージじゃなくて、軽い刺激で十分です。

注意点

  • 追い炊きは基本しない(後半で解説)
  • 乾燥しやすい人は短時間・少量から
  • 浴槽の素材によっては相性が合わないため、取扱説明書も確認

大切なのが、入浴後の浴槽ケアです。重曹だけであれば比較的洗い流しやすいですが、クエン酸と一緒に使うと、循環口まわりに泡が残ることがあります。入浴後にシャワーでさっと流すだけでも、後がラクになります。

塩とエプソムソルトの効果

塩は体をぽかぽかさせたい日に使いやすい素材です。皮膚表面に膜を作って熱が逃げにくくなる感じがあり、湯冷めしにくいと感じる人もいます。

ただし、塩には大きな落とし穴があります。食塩に含まれる塩化物イオンは、風呂釜や配管などの金属に負担をかけやすいので、設備保守の観点では慎重に扱いたい素材です。特に追い炊き配管がある家は、気軽にやらないほうが無難かなと思います。

そこで候補になるのがエプソムソルトです。エプソムソルトは塩という名前ですが、主成分は硫酸マグネシウムで、食塩の塩化ナトリウムとは別物です。

エプソムソルトは「ガツンと汗をかく」というより、「じんわり温まる」と言われています。筋肉のこわばりが気になる日や、リラックスしたい日に選びたいですね。

目安量

  • 塩:大さじ1〜2程度
  • エプソムソルト:100〜200g程度

分量はあくまで一般的な目安です。肌がピリつくときはすぐ中止し、シャワーで流してください。

溶け残りが気になるなら、洗面器にお湯を張って先に溶かしてから入れるときれいに混ざります。塩もエプソムソルトも、浴槽の底にザラつきが残ると不快なので、ここはひと手間かけると満足度が上がります。

注意点

食塩を使うなら、循環式の追い炊き配管がある家庭ほど慎重にしたいです。どうしても使う場合は、追い炊きしない、入浴後はすぐ排水、そして浴槽と循環口まわりをよく洗い流すのが基本です。

また、肌荒れがひどいときや、傷があるときはしみることがあるので控えめにしましょう。

砂糖とはちみつで高保湿

保湿を狙うなら、砂糖やはちみつはかなり手軽です。どちらも水分を抱え込みやすい性質があり、湯上がりに肌がしっとり感じることがあります。

乾燥がきつい季節って、入浴中は気持ちいいのに、上がった瞬間から肌がつっぱることありますよね。そんなときに砂糖風呂は向いています。肌の表面がふわっと整って、ボディクリームのノリが良くなる感じがするんです。

砂糖は溶けやすく、粒が残りにくいのが良いところです。黒糖や三温糖の香りやミネラル感が好きな人もいますが、まずは上白糖で十分です。色付きの砂糖は、浴槽やタオルへの色移りする可能性がゼロではないので、心配なら白い砂糖が安全です。

はちみつはしっとり感が出やすい一方で、注意点もあります。甘い成分は雑菌のエサになりやすいので、浴槽に残したまま放置しないことが大事です。さらに、肌に合わない人はかゆみが出ることもあるので、最初は少量からがおすすめです。

目安量と使い方

  • 砂糖:大さじ3〜5程度
  • はちみつ:大さじ1〜2程度

ベタつくのが苦手なら、量を半分から始めると失敗しにくいです。入浴後は軽くシャワーで流すと、肌の表面に残りすぎず心地いいです。

ポイントは、砂糖を入れたら「しっかり溶かす」こと。溶けきらないままだと、ザラつきが気になったり、肌をこすって刺激になることがあります。洗面器で溶かしてから入れると、ムラになりにくいですよ。

また、入浴後にタオルでゴシゴシ拭かないことも重要です。軽く押さえるように水分を取って、そのままボディクリームや乳液を使うようにすると、満足度が上がります。

注意点

  • 追い炊きはしない(糖分が循環配管に入ると厄介です)
  • 入浴後は早めに排水して、浴槽をシャワーで流す
  • 床が滑りやすい場合があるので、出入りはゆっくり

1歳未満の乳児がいる場合は、はちみつの使用は避けてください。混浴や同じ浴槽を使うときも同様です。過剰すぎるかもしれませんが、安全第一です。

参考:厚生労働省「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。」

牛乳で保湿と角質ケア

牛乳は、入浴剤の代わりとして昔から定番アイテムです。乳脂肪のしっとり感が出やすく、湯上がりのつっぱりが気になる人には合うことがあります。

牛乳を入れると、お湯が少しだけとろっとした感じになって、肌当たりがやさしくなることがあります。乾燥でひじ・すねが粉ふきっぽいときにやると、湯上がりがラクに感じることも。もちろん全員に当てはまるわけじゃないので、まずは少量で試してくださいね。

使い方はシンプルで、湯船に混ぜるだけ。スキムミルク(脱脂粉乳)を使うと保存もしやすく、お湯が乳白色になって気分が上がりやすいです。視覚のリラックスって、意外と侮れないです。

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目安量

  • 液体の牛乳:200ml程度
  • スキムミルク:大さじ2〜3程度

いきなり多く入れると、排水まわりや浴槽に油膜が残りやすいです。まずは少量で手触りを確認するのがおすすめです。

スキムミルクは、粉がダマになりやすいので、洗面器で少量のお湯に溶かしてから入れると失敗しにくいです。ダマが残ると浴槽に付いて掃除が面倒になるので、ここも丁寧にいきましょう。

賞味期限切れの扱い

賞味期限切れの牛乳を使いたくなる気持ち、わかります。ただ、においが強い場合や分離が進んでいる場合は、肌刺激や衛生面が不安なので避けたほうが無難です。無理に使わず別の代用品に切り替えましょう。

後片付けのコツ

牛乳を使った日は、入浴後にすぐ排水して浴槽を洗い流すのが基本です。ぬめりが出る前に流せば、掃除の手間がかなり減ります。

油膜が出たときは、スポンジに少量の重曹をつけて軽くなでると落ちやすいです。強くこすると浴槽に傷が入ることがあるので、洗剤の種類は浴槽素材に合わせてください。

オイルとボディクリーム活用

とにかく乾燥がつらいなら、オイルやボディクリーム、乳液を入浴剤の代わりとして少量使う方法もあります。肌の表面に油分の膜ができて、湯上がりの乾燥がラクに感じることがあります。

ただし、これはメリットとデメリットがはっきりしています。入れすぎると浴槽が滑りやすくなって危ないですし、油膜が残ると掃除も大変です。やるなら少量が鉄則です。

おすすめのやり方

  • 浴槽に直接入れず、洗面器でお湯と混ぜてから少しずつ入れる
  • 量は小さじ杯程度から
  • 保湿重視なら、入浴後にボディクリームや乳液を塗るほうが確実

正直なところ、浴槽に入れるよりも、湯上がりに保湿したほうが安定します。入浴中は温まることに集中して、仕上げでしっかり保湿、という流れが失敗しにくいです。

入浴中にやるならここを守る

  • 香りが強い製品は避けて、シンプルなものから試す
  • 床・浴槽が滑る前提で、出入りはゆっくり
  • 追い炊きはしない(油分は配管トラブルの原因になりやすい)

ボディクリームや乳液には界面活性剤が入っていることが多く、お湯と混ざりやすいです。ただ、それでも油膜は残ることがあるので、浴槽の素材によっては注意が必要です。

油膜が残ったときは、重曹を少し使って乳化させると落としやすいです。浴槽の素材に合う洗剤を選び、最後にしっかりすすいでください。滑りやすいので、掃除中の転倒にも注意です。

もし「やりすぎたかも」と思ったら、浴槽を洗ったあとにシャワーで循環口まわりもよく流しておくと安心です。設備の状態が不安なら、メーカーや施工会社など専門家に相談するのが確実です。

入浴剤の代わりで注意すること

入浴剤の代わりは便利ですが、気軽に入れたものが風呂釜や配管に負担をかけることもあります。特に追い炊きがある家庭は、まず設備を守ることを優先したいです。

ここでは、機械の故障や肌トラブルを避けるための大事なポイントをまとめます。

牛乳風呂

追い炊きと風呂釜リスク

家にあるものを入浴剤の代わりに使ったお湯は、追い炊きしないのが基本です。砂糖や牛乳、はちみつのような有機物、茶葉や果皮のカス、オイル成分は、循環配管に入り込むとトラブルの元になりやすいです。

追い炊き配管は、見えないところでお湯がぐるぐる回ります。そこに溶け残りや油分が入ると、フィルター詰まり、におい、ぬめり、雑菌の増殖などにつながりやすいです。場合によっては高額な修理が必要となるので、追い焚きは封印することが最優先となります。

基本ルール

  • 追い炊きはしない
  • 入浴後はお湯を放置せず、できるだけ早く排水する
  • 循環口やフィルターまわりをシャワーでよく流す

うっかり追い炊きしてしまったら

  • すぐに使用をやめて、可能なら排水する
  • 浴槽と循環口まわりをしっかり洗い流す
  • 給湯器に自動洗浄機能があるなら、取扱説明書に沿って実行する
  • におい・濁り・エラーが出る場合は、無理せず専門家へ相談する

給湯器や風呂釜は、メーカーや機種によって使用できる入浴剤の条件が違うことがあります。正確な情報はメーカーの公式サイトや取扱説明書をご確認ください。判断に迷う場合は、設備のメーカーや施工会社など、専門家にご相談ください。

塩分と酸で配管が腐食

設備面で特に気をつけたいのが、塩分と強い酸性です。塩には塩化物イオンが含まれ、金属の腐食を進めやすい性質があります。風呂釜や配管内部には金属部品も多いので、積み重なるとダメージになりやすいです。

たとえば「汗をかきたいから塩をたっぷり」みたいな使い方は、肌にも設備にも負担が強いです。

また、酢やクエン酸を大量に入れすぎると、酸性が強くなって金属の保護膜を壊す可能性があります。クエン酸は重曹とセットで少量使うのが前提で、単体でどばっと入れるのはおすすめしません。

さらに、柑橘の果汁を大量に絞るのも同じ方向のリスクがあります。香りはいいんですが、刺激が出たり、浴槽素材に影響が出たりすることがあります。皮をネットに入れて香りを楽しむ程度が無難です。

避けた方がいいこと

  • 食塩を多量に入れて追い炊きする
  • 酢や果汁を大量に入れて長時間放置する
  • 硫黄系の素材を混ぜて使う

代わりにやるなら

  • 塩ではなく、エプソムソルトを検討する
  • 入浴後はすぐ排水し、循環口まわりを流す

どうしても塩を使いたいなら少量にして、追い炊きしない、すぐ排水、しっかり洗浄までセットにしてください。

あくまで一般的な注意点なので、最終的な判断は専門家にご相談ください。

茶葉や果皮は詰まりに注意

茶葉や果皮は香りが良くて気分転換になりますが、詰まりには注意が必要です。細かいカスが循環口や排水まわりに溜まると、掃除が面倒になったり、設備に負担がかかったりします。

特に、出がらしの茶葉は粒が細かくて、ネットをすり抜けることがあります。果皮も、ちぎれた小片が排水口の髪の毛と絡むと、ぬめりが出やすいです。香りが良い分、つい頻繁にやりたくなるんですが、やるなら「カスを出さない仕組み」を作ってからのほうが安心ですよ。

また、紅茶やワインのように色が濃いものは、浴槽やパッキンに色素が残ることがあります。放置しなければ大きな問題になりにくいですが、うっかり翌日まで置いてしまうと落ちにくくなるので、ここはスピード勝負です。

安全なやり方

  • 茶葉や果皮はそのまま入れず、必ずネットや布袋に入れる
  • ティーバッグや出がらしを使うなら、破れがないか確認する
  • 入浴後はネットごと取り出し、浴槽をシャワーで流す
  • 果汁は絞らず、皮の香りを楽しむ

敏感肌と乳児のアレルギー

天然っぽい素材でも、肌に合わないことは普通にあります。乾燥やかゆみなど、体調や肌状態で感じ方も変わるので、慎重にいきましょう。

敏感肌の人ほど「自然なら大丈夫」と思いがちなんですが、実際は逆のこともあります。食べる前提で作られた食品でも、皮膚は刺激になることもあります。

乳児がいる家庭も同じで、刺激やアレルギーは大人と違う出方をします。肌が赤くなったり、乾燥が進んだり、機嫌が悪くなったり。少しでも違和感があったら中止するようにしましょう。

こんなサインが出たら中止

  • ピリピリ、チクチクする刺激
  • 赤みが広がる、かゆみが強い
  • 目や鼻がムズムズするなど、吸い込みでも違和感がある

乳児や小さな子どもがいる場合は、刺激が少ない方法を選びたいです。特に、1歳未満の乳児がいる家庭では、はちみつは避けてください。心配があるときは、かかりつけの小児科や皮膚科など、専門家にご相談ください。

入浴剤の代わりになるものまとめ

最後に、入浴剤の代わりとなるものをまとめます。

代用品目安量狙える効果
重曹+クエン酸重曹:大さじ2
クエン酸:大さじ1
炭酸風呂っぽさ
さっぱり感
エプソムソルト100~200g保温感
リラックス
大さじ1~2保温感
砂糖大さじ3~5保湿感
はちみつ大さじ1~2保湿感
牛乳
スキムミルク
牛乳:200ml
スキムミルク:大さじ2~3
保湿感
なめらか感
オイル
ボディクリーム
小さじ1乾燥対策

基本ルール

  • 少量から試す
  • 追い焚きしない
  • 長時間放置しない
  • 乳児がいる家庭は刺激物と、はちみつを避ける

この記事の内容は一般的な目安です。不安がある場合は専門家にご相談ください。

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